マンション管理士の合格者年齢
マンション管理士試験の受験資格には制限がなく、言わば、何歳の人にでもチャレンジできるようになっています。
では、実際マンション管理士の合格者年齢はどうなっているのでしょうか?平成20年度に行われたマンション管理士の合格者年齢別の受験者数や合格率をまとめてみました。
年齢 受験申込者数 受験者数 受験率 合格者数 合格率
〜29歳 2,460(11.0%) 1,962(10.2%) 79.8% 159( 9.5%) 8.1%
30歳代 5,468(24.3%) 4,503(23.3%) 82.4% 432(25.9%) 9.6%
40歳代 5,170(23.0%) 4,411(22.9%) 85.3% 386(23.2%) 8.8%
50歳代 5,788(25.8%) 5,113(26.5%) 88.3% 428(25.7%) 8.4%
60歳代 3,576(15.9%) 3,312(17.2%) 92.6% 261(15.7%) 7.9%
マンション管理士の合格者年齢の平均は45.9歳マンション管理士の合格者年齢の最高は78歳
上記の結果からも分かるように、マンション管理士の合格者年齢の幅は、大きいことが分かります。また、マンション管理士の合格者年齢は、高齢者が占める割合が大きいことが特徴的です。合格率も若い人にひけをとっていません。高齢の方でも十分挑戦できる資格となっています。
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マンション管理士の難易度
マンション管理士試験の難易度は、高めです。マンション管理士試験の難易度は、合格率の低さからもわかります。平成13年度に始まって以来、毎年8%前後でとどまっています。むしろ、マンション管理士試験の難易度は年々上がっている、とさえ言われています。
もちろん、合格率が低すぎると、何度受験しても受からなくなってしまいますし、逆に合格率が高すぎると、誰でも合格してしまい、資格の価値がなくなってしまいますので、適正な合格率ともいえます。
マンション管理士試験の難易度は、他の国家資格と比べても上位にランクされるほどです。マンション管理士試験の難易度は、社会保険労務士や行政書士ほどではないと言われていますが、宅地建物取引主任者よりもやや高めとされています。
あと10年もすれば、現在次々と建設されているマンションも老朽化が避けられません。マンション管理士の資格のニーズはどんどん高まっていくことでしょう。それを考えると、マンション管理士試験の難易度は、将来性の高さからみて、仕方がないといえるでしょう。
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